【ニューイヤーミーティング~マツダRX-3の巻~】

  1. マツダ(MAZDA)
旧車を学べる場

日本クラシックカー協会
 日曜日にニューイヤーミーティングというクラシックカーのイベントに行ってきました。東京コンクールデレガンスに続いて人生二度目となる自動車イベントです。

 車については書籍を通じても多くを得ることができます。しかし実際にその車を所有している方々に生の声を聞く以上の勉強はないのではないでしょうか。最近つとにそう感じていたので、このイベントには是非足を運ばねばと考えていました。私にとってニューイヤーミーティングは、旧車を学ぶ場でもあります。

ニューイヤーミーティングの朝は早い

 ニューイヤーミーティングについて調べると、どうやら朝早くから会場周辺に独特の空気が漂うことがわかりました。それは味わっておかないといけません。
 そこで、開催時刻の9時より早めの8時40分に到着しましたが、

東京テレポート駅から

当日券の列に誘導された私の前には既に約300人ほど。こんなに活気のあるイベントとは思いも寄りませんでした。会場に近づくにつれ、都内で普段ほとんど見かけることもないような旧車がわんさか走り回っていたので、これほどまでに気合いの入ったイベントだったのかとわくわくしつつも、寒さに震えながらの開場まちです。

 行列で待っている間、親子や家族らしき人たち、学生っぽい面々が多いことにも気付きました。世間では若者の車離れ云々言われてますが、それでもいるところにはいるようでまた楽しくなります。

 そして開場して行列がぞろぞろ流れ入場、もちろんパンフレットも購入。しかしパンフレットを開くより先に目の前にあった出店に興味を奪われ、片っ端から足を運んでの物見遊山開始です。

マツダRX-3

 世の中には車好きの心をくすぐるカーグッズがこんなにたくさんあったのかと驚き半分感心半分。それから展示車両も色々見てまわっていると、なんとRX-3があるじゃないですか!

サバンナ

 後期型のシュッとした顔つきです。

黒光りするRX-3

 タイヤのトレッドパターンがこれまた素敵です。

ロゴ

撮影画像はそのまま資料になる

 家に帰ってから何度も見返して参照できるよう、画像も撮って撮って撮りまくりました。やはり画像は大事です。

 「あの車のあの部分、どんな感じだったかな?」と気になって調べる際、検索エンジンでその都度画像検索するよりは、自分で撮った画像を参照できるほうが心強いです。

 縮小されてない高解像度のままの画像をネット上にアップロードしている方は少ないですし、私も記事の画像は縮小して公開しています。ましてや、自分の目当ての車種の目当ての部分をきっちり公開している方ともなると、もっと期待薄でしょう。

 撮影した画像はそのまま貴重な資料となる。そういうつもりで写真を撮りました。

RX-3について

 展示されていたRX-3は、GTではなくGS2でした。

サバンナGTではなく

 GTとGS2の区別もよく知らないのにRX-3が好きになった不思議な私ですが、実際にこうやって旧車がごった返している場に身を置いて質問をしていると、私がGTとGS2の区別がおろそかだったのも納得でした。

 このサバンナの輸出名がRX-3ですが、その輸出先ではGS2というグレードが存在せずにサバンナGTのみという状況もあったようで、そうすると必然的にRX-3=サバンナGTというわけですので、乱暴に言えばGS2をGTと読んだほうが話が伝わりやすいこともあるようです。

 このサバンナを展示していたのはコスモスポーツオーナーズクラブという集まりで、

 コスモスポーツオーナーズクラブ

初心者の私が考えている以上にコスモスポーツ、そしてマツダをこよなく愛する人々の集いなのでしょう。ニューイヤーミーティングのパンフレットを見ると展示予定はコスモスポーツ二台となっていますが、どうやらRX-3に変更となったようです。

 このクラブのグッズ売り場ではさまざまなグッズが販売されており、中には、

ローター

 ローターもありました。ただ、これには値札が付いてなかったのでおそらくは売り物に非ず。

ロータリーエンジン実演

 画像を撮りに撮って満腹状態でRX-3ブースを後にしたのですが、その他のブースも一通り全て見終わって画像も撮り、何となくまたこちらのブースに戻ってくると

おにぎり丸始動

エンジンが回ってます!

 エンジンルームを見ることができるようになったのでこれまた別腹ということでなめ回すように中を観察。シールには東洋工業株式会社の文字が。

東洋工業株式会社

 マツダというブランド自体は四輪どころかオート三輪時代から存在していますが、正式な会社名としては1984年の5月まではこのシールにある『東洋工業株式会社』でした。東洋工業とマツダの関係は富士重工業とスバルを考えればわかりやすいですが、それにしても1984年まで東洋工業だったのは意外に感じます。

 さて、このロータリー実演会が始まっていたRX-3ブースですが、当然のようにぶんぶん吹かしてサービスもしてくれました。

煙もくもく

 煙がもくもくですが、リアの左寄りには「RE120AP」。つまり、これでもアンチポリューションで当時としては綺麗な排ガスです。

足を運ぶ、足でかせぐ

RE120
 ニューイヤーミーティングのためにぴっかぴかにしたのでしょう。ボディの黒光りがたまりません。そして、ステアリングにもロータリーシンボルが。

おにぎりハンドル

 突然の思いつきで足を運んだイベントでしたが、これほど間近でRX-3を見ることができ、時に触り、これでもかというほど画像に収めることもでき、やはり足を運ばないと得られないものの多さを痛感しました。

 来年も是非また来ようと既に心でリザーブ完了です。

レクサスも頭金ゼロで乗る時代。
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