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マツダといえば、ロータリーエンジン。
そのロータリーエンジンの開発、
しかも次世代ロータリーエンジンの開発を巡って
日本と米国が激しくぶつかり合う、そんな小説があります。

「三本の矢」で一躍名を馳せた榊東行氏の
第二弾となる作品、「国家の衝突」です。

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マツダの天才技術者がその天賦の才ゆえに
国家の争いに巻き込まれる形で話が展開していきます。

実はこれ、単行本化されていません。
これほど読み応えのある本格小説が
なぜ単行本にならないのかつくづく不思議でなりませんが、
著者が現役官僚だったところにその理由があるのかもしれません。

さすがに今はもう官僚ではないと思いますが、
当時はいろいろと物議を醸したものです。

「大蔵官僚っぽいけど実は通産官僚なんじゃないのか」
「『三本の矢』にちりばめられた経済理論は最先端だが
政治・行政理論は少し古いものが使われている。
つまり東京大学での専攻が法律・政治で、
経済学はその後のハーバードで専攻したに違いない」等々。

図書館の書庫から週刊現代のバックナンバーを取り寄せて
「国家の衝突」を延々とコピー、まとめ読みしたのが数年前のこと。

この三連休、久しぶりにまたこれを読み返してみようと思います。

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