【野口健の愛車】

  1. メルセデス・ベンツ

日本を代表する登山家野口健さんの愛車(の一部。過去所有も含む)は次の通りです。

【メルセデス・ベンツEクラス】
W211E320CDI。ディーゼルです。自然環境保護活動にも熱心な野口さんは、車選びでもやはり「エコ」が基準に。ただ、ハイブリッドカーには何の色気も感じなかったとか。野口さんは昔から車好きで、今でも試乗が大好きで面白そうな車が出ればディーラーへ足を運んでまず自分で車を確かめるそうです。そんな野口さんにとって「エコ」にも「走る楽しさ」は必須要素。そこで選ばれたのが、メルセデス・ベンツのクリーンディーゼルというわけです。


メルセデス・ベンツML350
ML350ブルーテック4マティックの左ハンドル車。しかも、『野口健仕様』という野口さんとベンツとのコラボモデル。もちろんコラボの当人である野口さんの車が納車第一号車です。ボディカラーは限定色となる黒(オブシディアンブラック)ですが、この黒は山の力強さを表現した色で、野口さん自らが限定色に選んだ一色です。もう一つの限定色カルサイトホワイトは、雪を表現。こちらも野口さんがピックアップした色。そして、20インチの10スポークアルミホイールも野口さんのアイデアの一つで、雪の結晶をイメージしたデザインとなっています。上記Eクラスを所有しつつも、こちらはこちらで環境保護活動用の一台として所有。純正オーディオの音がよく、メルセデスのアフターケアも充実しているのがお気に入りポイントだとか。


テレビで見る姿はやたらとトークが面白いアルピニストですが、車選びのみならず環境保護活動の一つ一つを知るにつれ、やはり真剣度が違います。野口さんが環境保護活動に取り組むようになったきっかけは、海外の登山仲間からの一言がきっかけだったそうです。昔はエベレストに挑む日本人登山グループのマナーが非常に悪く、一目で日本製とわかる日本語で書かれたゴミがエベレストに散乱していたそうです。そんなゴミだらけの状況を見かねた海外の登山家から「日本人にとっての登山って何」というようなことを言われ、それがショックで清掃活動を開始し、その後も富士山など各種環境保護活動に本気で取り組むようになったとか。ジャンクすぽるとか何だったか番組名は忘れましたが、野口さんがおちゃらけた面白トークの合間に悔しそうに語ったエピソードだったので、妙に記憶に残っています。

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