フィアットグループ元会長ジャンニ・アニエッリの御孫ラポ・エルカンの愛車(過去所有を含む)は次の通りです。
【フェラーリ612スカリエッティ】
ボディカラーは黒。ビジネス用の一台。ビジネス用のアシグルマがフェラーリ…!! しかし若き頃からフェラーリやマセラティのマーケティング戦略に関わってきたくらいですから、当然といえば当然の一台なのかもしれません。612スカリエッティは昨今のフェラーリの中では肩肘張りすぎないスタイリングですし、ボリュームあふれるリアの緩い感じなども考えると、フェラーリから選ぶとすればこれしかなかったのかなとも思えます。
【フェラーリ599】
ボディカラーはパステルカラーの水色。どう見ても設定のない色だろうと思わずにはいられないほどのパステルカラーだったので、生真面目(?)な私は確認しておこうと公式HPに向かいましたが、ラインナップに599の姿がありません。代わりにF12ベルリネッタが…はやっ!! でもテーラーメードという公式メニューがあったので、ボディカラーはほぼ無限に設定できるのかもしれません。そしてパステルカラー599の内装は豪華なレザーとはほど遠いデニム生地張りのシートに変身しています。まさに好き放題のびのびカスタマイズですね。この方はかのヘンリー・キッシンジャーの秘書を務めたくらいですから、規格外同士ということで成立していたのかもしれません(憶測です)。ちなみに2012年のニューイヤーミーティングで私(管理人)の隣に停まっていたグロリアはシートも含めてオール「ルイ・ヴィトン」に張り替えられてました。「え、これ本物?」「え、うわっ、何これ!?」などと会場入りする前に心地良いジャブを頂戴したヴィトンシート。というわけで、ラポ・エルカンの記事ですが、画像はそのときのルイ・ヴィトンのシートです。
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