【中嶋悟の愛車】

  1. ホンダ

日本を代表するレーシングドライバー中嶋悟さんの愛車(の一部。過去所有も含む)は次の通りです。

【日産・フェアレディZ】
中嶋さんの最初の愛車。免許を取れる18歳になるとそれまでのゴーカートをやめて公道に。学校の勉強は苦手だったというものの、免許の試験では満点! 御本人曰く、「生まれて初めての満点」だったそうです。ガソリンスタンドでアルバイトをしながらひたすら走り回っていたそうで、バイト終了後に愛知県と長野県の県境にある茶臼岳までひとっ走りというのがいつものコース。山道を存分に走って往復三時間。その年間走行距離にはなぜか諸説ありますが、一年で8万キロとも12万キロとも言われています。のんびり走っての距離ではなく、ビシバシ走っての数字でこれですから、なんとも筋金入りのレーサー気質のように思います。


【マツダ・ファミリア・ロータリークーペ】
フェアレディZからの乗り換え。フェアレディZは思い出深い一台だったものの、公道なので周りの危険を考えていると本気で走れなくてつまらなくなったそうです。そこで、フェアレディZを売ってレース参戦を前提にファミリア・ロータリークーペのレース仕様を購入。といっても、すぐにはレースに参戦しませんでした。「レースに出ても負けるんだった意味がない」ということで、このロータリークーペーで夏の間中、日夜練習に励むことに。まだ19歳なのに決して勢いにまかせず、隙のない貪欲さが垣間見えます。


【マツダ・サバンナGT(RX-3)】
ファミリアの次の愛車。ファミリアのロータリークーペで1973年に鈴鹿のシルバーカップでデビューした中嶋さん。デビュー戦は三位で3レース目には一位になりました。そして四戦目からはマシンをRX-3に替え、この年のチャンピオンに。このRX-3は前のオーナーからローンで購入。1974年にはツーリングカーにも参戦。しかし、山のような借金を抱えてしまい、1975年にはこのRX-3も売却。ただ、レースをやめてしまったわけではなく、他の方からRX-3を借りながらツーリングカーには出場し続けています。


【ホンダ・レジェンド V6 xiエクスクルーシブ】
ボディカラーはアルザスグレーメタリック。36歳の頃の愛車。免許を取ってから18年目のこの時点で、なんと一回も当てたことがありません。御本人曰く、「俺はよけるのが上手いから」とのこと。本当に上手そうですよね。その緊急回避を一度拝見してみたいです。


さて、他にも何十台という車を乗り継いでいる中嶋さんですが、意外なことにMTは最初の二台だけで、残りは全部オートマだそうです。私(管理人)は少し驚いて「え、ということはRX-3はオートマ!?」と、日本車検索大図鑑でささっと調べると、確かにオートマがありました。でもオートマでレースに出るとも思えないし、なんだか謎めいています。ただ、茶臼岳にもオートマで行っていたようで、オートマだとコーナーの手前でキックダウンしないので、シフトをいったんニュートラルに入れ、そこで回転を一気に上げてからまた戻していたとか。これがオートマでの峠の攻め方のようです。そしてもちろん、このような走り方に耐えきれずにATは壊れることに。中嶋さんの車遍歴を知るにつれ、その常人離れした運転作法に妙に安心してしまった凡人の管理人です。

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