【マツダ初代ルーチェ・ロータリークーペ】

  1. マツダ(MAZDA)

マツダの初代ルーチェ・ロータリークーペ(RX87)です。

熱海HISTORICA G.P.(ヒストリカグランプリ)でまさかの遭遇でした。

この初代ルーチェ・ロータリークーペは976台が生産されたのみで、ジウジアーロが名門カロッツェリアのベルトーネ在籍中に手がけたデザインとなります。

40年以上経った今でも色褪せない姿。現存台数は非常に少なく、自動車博物館・ミュージアムでもそう簡単にお目にかかれません。タイミングが悪ければマツダミュージアムですら展示車両から外されています。私が見たことがあるのは、

石川県小松市にある日本自動車博物館でのこの一台のみでした。展示のみの静態保存でもこの希少性ですから、実際に動態保存が求められるイベントではなお一層、遭遇する確率が低くなります。

実際、今年のクラシックカー系イベントだけに限っても、ニューイヤーミーティングや新舞子サンデーやサクラオートヒストリーフォーラムやエコパサンデーランや日本海クラシックカーレビューや昭和の名車まつりin雷電くるみの里でも、初代ロータリークーペの姿はありませんでした。

ということで、物凄い勢いでカシャカシャやっていたせいか、オーナーの方がなんと、

運転席に座らせてくれました、ありがとうございました!

タコメーターはロータリーエンジンらしく、

8,000回転まで刻まれています。

そのお隣には、

後に自主規制時代が来ることなど知るよしもないスピードメーターが、200km/hまでをも刻んでいます。

そしてシフトレバーは、

ノブがややドライバーのほうを向いていました。これはもともとの設計なのか、あるいは40年以上かつ9万キロ以上の歴史の中でシフトノブだけが自然と向きを変えてきたのかはわかりません。ただ、見れば見るほどこの傾きが必要なのだと思えてきます。

さらに、あまりに嬉しそうにしていたためか、ハンドルを握ってるところまで撮影していただきました。

お見せできないのが恐縮ですが、光の向こう側ではこらえきれない満面の笑みを浮かべております。室内空間は思いの外ゆったりと余裕があり、普段使いできるんじゃないかとか色々と考えを巡らせたりもしていました。

初代ロータリークーペはコスモスポーツより上の価格が設定されていて、マツダ(当時は東洋工業)の最高級車でした。

1969年12月号のカーグラフィック誌には小林彰太郎氏の試乗インプレッションが掲載されています。

「ロールス・ベントレーが“サイレント・スポーツカー”をキャッチ・フレーズにしていたが,ルーチェ・ロータリークーペこそサイレント・スポーツクーペの名にふさわしい.法さえ許すならば,140km/hが快適な実用巡航速度である」との評が特に印象に残っています。

何のついでかわからないくらいのついでに強引に立ち寄った熱海でしたが、

本当に足を運んだ甲斐がありました。

後ろ姿もまさに、

「ハイウェイの貴公子」。

このルーチェを見て、にやりと笑みをこぼす方を何人か見ました。端から見ると私もその一人であったことは間違いないのですが、

いつかまたどこかでニヤッとさせていただきたい一台です。

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