エグゾーストノート

  1. フェラーリ

進行方向の先から野太く、けたたましく轟く排気音が。
こんなとき、「あ、フェラーリかな」と、
まずはフェラーリが頭を過ぎるようになりました。

メジャーなスーパーカーとしては
他にランボルギーニの存在がありますが、
今のところランボルギーニがぶんぶんと
噴かしている場面に遭遇したことがありません。

たぶんフェラーリなんだろうなー、
そう思いながら右折すると…。

フォーミュラカー一歩手前

なんじゃこりゃ、ちょっぴりF1カーみたい。
これが先ほどの排気音の正体だとは思いますが、
どこの何という車なのか皆目検討がつきません。

ナンバープレートは何処へ

しかもこうして改めてドラレコ映像を見ると、
ナンバープレートがどこにも見当たりません。

エンツォ・フェラーリ

通り過ぎざまにサイドミラーでこの謎カーのリアを見てみると、
おなじみのカマキリ顔だったので
これもフェラーリであることがわかりました。

メーカーがわかればあとはGoo-netで
総当たりするだけなので簡単です。
エンツォ・フェラーリという車種のようでした。


わずか50メートルほどの間隔でも
勢いよく噴かして距離を縮めてみせる車。

300メートルくらい延々ずーっと
ローギアで引っ張って噴かし続け、
赤信号の手前で破裂音とともにシフトチェンジして
なお素早く停止する車。

そんな車はフェラーリの他に見たことがありません。

ローギアを引っ張り続ける姿を初めて見たときには
その斬新な注目の集め方につい笑ってしまいましたが、
それはともかく一般的な車でこのような運転をすれば
恐らくはひんしゅくを買うことになるでしょう。
しかし、フェラーリだとさまになっているので
不快感を覚えることもありません。

なぜかなと考えてみるに、
その無茶な運転の中心にある排気音、
いわゆるエグゾーストノートの
心地よさのおかげかもと思えてきました。

心地よさというと語弊があるかもしれませんが、
少なくともフェラーリの排気音はその音量に関わらず
車超素人の私にすら「聞きごたえ」があるのです。

最近図書館で読んだ自動車雑誌で
サウンドエンジニアという職を知りました。
排気音・エンジン音すら差別化を図って
その音そのものをブランドにするそうです。

自動車に興味を持ち始めて何か調べるたびに、
数値化できない部分へのこだわりっぷりに
恐れ入る思いになること多々あります。

「ドアを閉める音」の質感を追求したり、
「適度にクイック」とやらのハンドリングを模索したりと。

自動車には色んな価値が詰まってるんだなと
日々勉強になっているところですが、
このエンツォのフロントにナンバープレートが無いのは
どう勉強してもわかりませんでした…なぜ?

レクサスも頭金ゼロで乗る時代。
もちろん新型アルファードだって頭金ゼロ。
あの人の車も、頭金ゼロかも【トヨタ公式】

新時代の車の楽しみ方へ

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